ミステリーチャンネルでミスマープル三昧

今月はミステリーチャンネルでアガサ・クリスティーをたくさん放送してます。

ミス・マープルものも一挙放送。
日曜日には「今日は休み」と決めて見られるだけ見ました。
全部は見られなくて残念でしたが、ジェラルディン・マクイーワンがマープルを演じる作品を何本かみました。

本来マープルさんは出てこないものと組み合わせたりして、新しいお話になっててて
なかなか面白かったです。
ジェラルディン・マクイーワンのマープルもとーってもチャーミング。
吹き替えは最初は岸田今日子さん、シーズン2と3が草笛光子さんで、どちらもピッタリ。

出ている俳優さんたちも、なんども他の映画やドラマでお見かけするひとがじゃんじゃん出てました。

「書斎の死体」には「ミステリー in パラダイス」のベン・ミラー、「牧師館の殺人」には「シャーロック」のマーク・ゲイティス、「動く指」には「法医学捜査班 silent witness」のエミリア・フォックス、「シタフォードの謎」には「ルイス警部」のローレンス・フォックス、「バートラム・ホテルにて」には「おしどり夫婦」のタペンス！フランチェスカ・アニスなんかが出てました。
他にもたくさんいましたが何の作品で見たのかが思い出せない…。
その他のエピソードにも豪華な方々が出演しているようなので、今度放送があったら絶対見ようと思ってます。

ミス・マープル／夜行特急の殺人 1961年の映画

AXNミステリチャンネルでアガサ・クリスティー特集やってます。

その中で1961年に作られた映画「ミス・マープル／夜行特急の殺人」がありました。
全編モノクロです。

主演のジェーン・マープルはマーガレット・ラザフォード。
なかなか恰幅のよいチャーミングなマープルさんでした。

そして、
あれこの人は！
と驚いて最後のクレジットを確認しました。

通いの家政婦　キダー婦人が、大人気シリーズになったマープルさんを演じてたジョーン・ヒクソンさんだったのです！

すっごく若いけど、まちがいなくジョーン・ヒクソンさんでした。

私はこの方のマープルさんが一番好きです。

すごいなあ。

この映画は「パディントン発４時５０分」を世界で初映像化した作品なんだそうです。
テンポもよくキャラクターも魅力的でとてもおもしろい映画でした。

「ボディ・オブ・プルーフ-死体の証言-」元夫とのカラミ

ドラマ「ボディ・オブ・プルーフ-死体の証言-」、こういうドラマにありがちですが、主役のミーガン・ハントさんは
バツイチ
です。
そして一人娘は元夫と暮らしていて、これまたありがちですがあまりうまくコミュニケーションがとれてません。
そしてなんとか努力？してちょっとずつ娘との関係は改善されています。

さて元夫ですが、こういう場合、全く出てこないかガンガン関わるかのどっちかですが
今回は関わる方みたいです。
でも、ヨリを戻すとかじゃなくて...。

伏線は張られてたんで、あ、こゆこと？！

この方面は、このドラマ本来の面白さは保たれたまま、たぶんドロドロにはならずにおもしろく進むのではないかとおもいます。

それにしてもこのドラマに出てくる女性陣はみなさん
背筋をしゃんとのばしてハイヒールで颯爽と歩いているので（刑事のサムさんはハイヒールじゃないと思う）
猫背になってちゃいかんな
と思います...。

「ボディ・オブ・プルーフ-死体の証言-」おもしろい

視聴率が「BONES」を超えた！
なんて放送前にガンガンいってたからどーなのかな、と思っていました。

「BONES」は、ボーンズが赤ちゃん連れて逃亡者になっちゃったとこで今のところ止まってるので
早く先がみたいのですが...。

で、「ボディ・オブ・プルーフ-死体の証言-」です。
おもしろいです。

主役のミーガン役のダナ・デラニー。私の知り合いになんとなく似ています（日本人）。
なのでなんとなく親近感。
デスパレードとか見たこと無いので、この人のことは初めて見たのですが。

最近、あまり若くない人が主役のドラマが増えてますが、逆におもしろいです。
演技もうまいし。

検死をするシーンもいろんなドラマにたくさん出てきますが、このドラマの検死する部屋は思いのほか
明るいです。
検死局とか検死する部屋って薄暗いことが多いので。

検死局長のケイト・マーフィ役は『セブンオブナイン』のジェリ・ライアンがやっててうれしい。
さらに、コワモテなモリス刑事役はジョン・キャロル・リンチで、この方もまたあっちこっちで見かける人です。

キャストもいいけど、まず話が面白い。
これが一番ですね。

「ヴェラ～信念の女警部～」

「ヴェラ～信念の女警部～」、ＡＸＮミステリーチャンネルでシーズン2が始まりました。

イギリスものらしく、ひとくせもふたくせもある主人公のヴェラ・スタンホープ警部。
けっこうひねくれモノの独り身。
ガーッと怒鳴ったり、部下にブラックジョークも皮肉もグチもいいます。
ちょっと小太りで心臓にも負担が。
ほんとは寂しがりというのはお約束？！

でも、しゃべる声が案外カワイイ。
顔はキレイだと思う、私は。

この複雑怪奇な役どころを、ブレンダ・ブレシンさんがとーってもいいカンジに演じてます。
大女優！
優しく有能な部下のジョー・アシュワース巡査部長をデヴィッド・レオンさんが好演しています。
このヒトがいなければって感じです。

第2シーズン1話目ものっけから大変。
ヴェラ警部の昔の相棒が目の前で投身自殺。
たくましいヴェラさんもこれにはまいった...。
今回もさすがの奥深いストーリーです。

「第一容疑者」のテニスンさんとはまた違ったキャラで、このドラマもオススメです。
イギリスの田舎の風景も寒々としてていいですよ。